玄関口の廊下
16.3mという長大な一枚通しの天然秋田杉を使った廊下や、3部屋通しの長押などに最上の建材がさりげなく使われています。
 現在の樅峰苑の施主であった12代当主・小山田治右衛門は、建築にあたって頑なに自らの理想を追求しました。1軒の家を建てるために技術者の長を1年間京都に派遣したことなども、そのひとつのあらわれですが、治右衛門のこだわりが徒に軽佻浮薄な装飾に走ることなく、あくまでも実質に重きを置いたものであったことは特筆されるべきです。
 建築の技法は言うにおよばず、建材の一つ一つにまで妥協を許さず最高のものを求めた結果が、現在にいたるまでこの建物が確かな存在感を保ち続ける秘密ともなっています。
2階「達磨の間」
床の間、金欄菱欄構えなど、豪農邸宅ならではの細部へのこだわりが見られます。
40畳の大広間
通常は襖で仕切られている「奥の間」「鶴の間」「蕗の間」「長寿の間」の4室の中央の柱を抜き取ると40畳の大広間となります。
1階「奥の間」
左側の付書院、弧を描く窓、上部欄間の繊細な組子など日本建築の美が凝縮された奥座敷。床柱には世界三大銘木の一つといわれる鉄刀木(たがやさん)が使われています。
階段室天井
舟形天井となっている造りは建築物としての価値を高めています。
階段室
宮大工ならではの技が作り上げた鹿鳴館風の意匠。和風の造りから一転してルネサンス調の親柱や手摺りなど、擬洋風の技法が凝らされています。
舟肘木付筋交
耐震のための地組み工法の一端を垣間見ることができます。

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